いじめ問題解決に向けた講演会・検討会を開催します
来年1月、いじめ問題に関する講演会・検討会を開催することになりました。
会場は、普段よりお世話になっている浜松町の料亭です。詳細はご連絡いただければお伝えします。
私自身の研究成果をお伝えすることはもちろんですが、これまでのいじめ研究の蓄積を紹介し、それらから見た対いじめ政策の動向を再度評価していただき、それを踏まえた上で実効性のある解決策を参加者の皆様で考えられたらと思っています。
是非奮ってご参加ください。
講演会:2017年 今年こそいじめ問題を考えるぞ!
日程 :2017年1月28日18時より
会場 :「蔵酒と旬膳 蔵」(浜松町)
講師 :山崎聡一郎
『いじめ報道を達観してるあなた、本当の解決策を提言できますか?』
2016年は何かといじめの問題が話題となりました。
様々な報道を見つつ皆さんはどんな感想を抱かれたでしょうか?
「またか、いい加減にしろよ」と思いながら見ていたあなたは、本当にいじめの問題を理解できているでしょうか。
なくならないいじめ問題に対して有効な解決策を提言できるでしょうか。
本講演会ではまず、いじめ研究のレベルに於ける「常識」といじめ対策のレベルに於ける「常識」のズレを提示し、その上で2016年に起きたいじめの事例に照らして「どうやったら実際に現場レベルでいじめ問題に有効な対策を打つことが出来るのか」というテーマで参加者の皆様にディスカッションを行っていただきます。
また、私が運営する「こども六法プロジェクト」では解決策の一つとしてどのような手法を提案し、開発に挑んでいるのかを紹介し、実際に体験していただきます。
あらゆる問題は問題として認識し、その解決策を検討するという第一歩があって初めて解決に向けて動き始めるものです。「自分は教育関係者じゃないから」等と思わず、ご自身の問題としてぜひ積極的にご参加ください。
いじめ問題は議論の敷居が低いだけに、案外その中身はいい加減です。
年末にかけて次々と明らかになった原発事故避難児童生徒に対するいじめに関するものを見ても、その「読むに値しない記事」の氾濫は問題の所在を一層深い闇に放り込む有害極まりない状況を作り出しています。
一例を挙げれば、「いじめ防止対策推進法はザル法だ」とかいう今更感溢れる議論や、「原発いじめは原発事故の派生的な被害だ」という完全にトンチンカンな問題提起。
特に後者の問題提起はいじめ問題解決に全く役に立たないいい加減な議論です。
「え?違うの?」
「いや、ある程度は妥当性が認められるのではないか」
ここまで読んでそう思ったあなたをお待ちしています。
(詳細等不明点はお気軽にお問い合わせください)
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